まだ、私がうら若き頃。
そう、30歳に足が届いた時期(今でも乙女だと思ってますの)に、
腰に異変が!
当時は結婚生活を送っていました。
私は流産を機に結婚したんですが、子供をこの世に産む事が出来な
かった罪悪感に苛まれていたんですね。
わたしだけが、助かってしまった。
あゝ、ごめんなさい
悲劇のヒロインに成り切って、わたしだけが辛いって思ってました。
元パートナーも辛い想いしてたのにね、気付けなかったんです。
そんな中で、日中は会社の経理を担当しながら、夜にはパートナー
の帰りを待つ生活に。
ただ、時間が流れていく感覚でした
台所で晩御飯の準備をしてた時です。
あらやだ?
なんだか腰が痛いわね、昨晩はそんなアクロバティックな運動会し
たかしら?
なんて、思いながら腰の重みを感じてました。そのまま床に落ちて
た雑誌(決してやましい種類ではない)を拾おうとした瞬間。
グキッ‼︎
うへっ?人生初のギックリ腰。
う、動けない。なにこれ?
屈んだ状態でロックオン。ミレーの落穂拾い並に固まりましたよ。
どう動こうとしても痛いし、息も出来ない。何とか座れたものの、
パートナーが帰ってくるまで蹲ってました。
翌日近所の某整形外科へ。レントゲン撮りました。
先生曰く、
先生) 骨の老化ですね~
↑和かな笑顔で
私) えっ!?老化?あたし、30ですけど?まだまだ、若いつも
りですよ?
先生) 痛み止めとコルセット出しとくね~~
↑満面の笑みで
わたし、このままコルセット手放せずに、ずっと腰をロックオンし
ながら生きてかなくちゃいけないの?
あたし、あれもこれもしたいっ!
あんな格好もこんな体位もっ‼︎
あたい、このまま腰痛で死んでしまうっ(泣)
真剣に、そう想いました
1ヶ月ほど、痛みとの悶絶するような戦いを繰り広げ、日常生活に
多大なる支障が出てる時。痛み止めと湿布、コルセットの装着で過
ごしていました。
そんな時に、カイロプラクティックの師匠とのご縁が。
私) 骨の老化で死んでしまうんです!
↑大袈裟
師匠)そんなんじゃ、死なない。わしの所に来なさい
↑男前な女性です
2回の施術で元気になりました。
嬉しすぎて、小躍り出来るぐらい。
嬉しすぎて、ムーンウォークが出来るぐらい。
これがカイロプラクティックの先生である師匠としての出逢いでし
た。
薬や痛み止めの注射、リハビリとかではなく、師匠の手技で痛みが
なくなったのです。
とても不思議でした。ただ、痛みがなくなった事が凄いな、としか
思わなかったんです。
しかし、痛みがなくなれば当たり前となって日々の生活に埋没して
いきます。
自分の身体や心を無視し続けて、心と身体が分離していきました。
その事に私はまだまだ気付く事が出来ませんでした。